2025年4月24日 — オープンソース・プロフェッショナルのための世界的な認定制度およびキャリア支援を提供する Linux Professional Institute(LPI)は、DevOps Tools Engineer 2.0 認定試験のベータ版リリースを発表しました。
この認定は、LPIの「オープンテクノロジー・トラック」の一環として提供されており、システム管理とソフトウェア開発のワークフロー全体における協働を強化するために必要なツールの活用スキルを評価するものです。バージョン2.0では、現在のDevOps環境における最新の業界動向とツールが反映されています。
ベータ版試験は、2025年5月15日から6月30日まで実施されます。ピアソンVUEのOnVUEプラットフォームを通じて、リモート環境でのコンピュータベース試験として提供されます。試験は英語で行われ、試験時間は90分、出題数は60問、受験料は50米ドルです。なお、試験結果を受け取るには、受験後に提示されるアンケートへの回答が必要です。
このベータ試験は、新試験の検証および統計データの収集を目的とした開発プロセスの一部です。そのため、最終的な試験結果は、すべてのベータ試験の実施と評価が完了した後に発表されます。試験に合格した受験者は、正式な認定資格を取得できます。不合格の場合でも、希望に応じて自身のプロフィールから試験結果を削除申請することが可能です。
受験を希望する方は、lpi.org/beta-signup にある登録フォームに必要事項を入力し、お申し込みください。定員には限りがあり、すべての応募を受け付けられない場合がありますのでご了承ください。試験の詳細な出題範囲については、LPI公式Wiki(wiki.lpi.org/wiki/DevOps_Tools_Engineer_Objectives_V2.0)をご覧ください。
Linux Professional Instituteについて
Linux Professional Institute(LPI)は、オープンソースのプロフェッショナルを対象とした、グローバルな認定制度およびキャリア支援を提供する組織です。LPIは、世界で初めて設立された、そして現在も最大規模を誇るベンダーニュートラルなLinuxおよびオープンソース技術の認定機関であり、これまでに25万人以上の認定資格保持者を輩出しています。
LPIは180カ国以上で認定を行い、複数の言語で試験を提供するとともに、世界中に数百のトレーニングパートナーを展開しています。
Linux Professional Instituteの詳細については、公式ウェブサイト lpi.org をご覧ください。
Media Contact:
Björn Schönewald
Communications
Linux Professional Institute
bschonewald@lpi.org