Linux Professional Institute (LPI) は、新しい Web Development Essentials プログラムの開発において、最終段階に入 りました。このフェーズでは、選抜された受験者を対象としたパブリックベータ試験や、試験準備のためのラーニングマテリアルのリリースが予定されています。
Web Development Essentialsは、LPIのEssentialsサーティフィケート・トラックに属する予備サーティフィケート・プログラムです。Web Development Essentialsプログラムは、主にWeb技術に焦点を当てたソフトウェア開発の入門コースを受講した学生を対象としています。試験は、HTML、CSS、基本的なJavaScriptとNodeJSをカバーしています。試験科目の全容はLPI wikiで公開されています。
ベータ試験は、2022年2月14日から3月13日の間に配信される予定です。興味のある受験者は、LPIのウェブサイトでベータ試験の詳細と申し込みフォームをご覧ください。
LPI の製品開発ディレクターである Fabian Thorns は、「Web 開発の経験をお持ちの方ならどなたでも、試験の目的を確認し、公平に合格するチャンスがあると感じたら、ベータ試験 に申し込んでいただきたいと思います」と述べています。「ベータ試験は、試験開発プロセスの最終段階であり、試験の有効性と受験者にとっての公平性を確保するものです。また、この試験開発のステップに協力した受験者が、初めて試験を受け、証明書を取得することができます。
また、ベータ試験の申し込みと同時に、LPIは「Web Development Essentials」の英語版学習教材を公開しました。これらは、 learning.lpi.orgで入手可能です。
「今回初めて、試験の正式なリリース前に学習教材を公開しました。これは、受験者がしっかりと準備をすることができるだけでなく、この最後のリリース段階で学習教材に対するフィードバックを求めることができます」とLPIのシニアプロダクトマネージャーであるMarkus Wirtzは述べています。
試験の最終バージョンと学習教材の他言語への翻訳は、ベータ試験期間終了後、数週間後にリリースされる予定です。