12月、Linux Professional Institute(LPI)は、スペインの主要ITベンダーとともに、IT職業訓練を支援する公的な国立財団であるFundación Estatal(Fundae)と契約を結びました。Fundaeは、技術的、デジタル的、生産的な変化の過程で生じる新しいニーズにITスタッフが対応できるよう支援しています。Fundaeは、IT担当者が、さまざまな企業や団体が提供する無料のトレーニングコースやデジタルリテラシーに関するトレーニングリソースを見つけることができるスペースを開発しました。
「ファンダイは、これらのコースをすべての労働者が利用できるようにすることが、雇用機会の向上につながるという有用性を認識しています。デジタル化により、2030年までに320万人の雇用が創出されると予測されています」とFundae社のウェブサイトで説明しています。
LPIのスペイン代表であるHenry Chalup氏は、「Fundaeを支援できることを嬉しく思います」と語る。「Linux Professional Instituteの使命は、オープンソースに携わる人々を高めることで、オープンソースの利用を促進することです。今回締結された契約により、スペインのITプロフェッショナルは、キャリアアップに役立つさまざまなコースや学習教材を自由に利用できるようになります。
写真は、Fundae社のAntonio de Luis Acevedo事務局長(右)と契約書に署名するHenry Chalup氏。