The Linux Professional Institute (LPI) は、新しいボードメンバーとして、日本の中原道紀氏を迎え入れること になりました。中原道紀氏は、日本アイ・ビー・エム株式会社で 33 年以上にわたって管理職を務めてきました。1999 年に日本 IBM の Linux ビジネス開発マネージャーに就任して以来、Linux とオープンソースソフトウェアの普及に努めてきました。中原の指導のもと、日本IBMでは多くの社員がLPI資格を取得しました。
昨年末、LPI理事のポジションが空いたので、理事会は中原さんにオファーした。中原さんは、次の選挙サイクルで3年の任期を全うすることができるようになります。中原さんのフリー・オープンソース・ソフトウェアに関する豊富な知識と、日米両国での活動で培った経験は、LPI理事会の実効性を高めることでしょう。
中原道紀は次のように述べています。「私は、技術や地域内外の主要なプレーヤーに精通しており、日本における Linux やオープンソースの教育や政策に特化したさまざまな委員会、フォーラム、組織で奉仕することで、職場を超えて貢献する意欲がわきました。LPI のボードメンバーとして、経験豊富な Linux 専門家と共に活動することで、私の知識をさらに広げ、アジアと世界の Linux コミュニティでの数十年にわたる経験を活かすことができます」と述べています。