インド連邦サイバー教育アカデミーの戦略的な動き

インドの大学である Federal Academy for Cyber Education (FACE) がプログラムの大規模な再構築を開始した際、その戦略の重要な一環として、Linux Professional Institute (LPI) のパートナーとなることが決定されました。設立者兼 CEO の Rajeev Therodath 氏に、LPI と緊密に連携する理由と、期待される効果について話を聞きました。
FACEは5年前、ケララ州のコチ（旧称コーチン）でスタートしました。現在では、800人以上の学生や専門家が学んでいます。
データセンターでは、データベースやプロキシサーバーなど多くのフリーソフトウェアとともにGNU/Linuxが普及しているため、サイバーセキュリティの専門家はオープンソースを理解することが必要です。サイバーセキュリティのための貴重なツールの多くも（攻撃に使用できるツールも）、オープンソースです。そのため、FACEのトレーニングプログラムでは、オープンソースが大きな位置を占めています。(FACEは、他の種類の技術トレーニング、特にデータサイエンスも提供しています)。
FACEの卒業生の多くは、インド国外での就職を希望しています。そのため、Therodathは世界的に認知された資格の必要性を認識し、LPIがオープンソースで最も人気のある資格であることを確認しました。LPIのパートナーになることで、TherodathはLPIの学習教材から恩恵を受け、ソーシャルメディアを通じてプロモーションを受けることを期待しています。
このパートナーシップは、相互に利益をもたらす関係です。Therodathは、インドの技術系企業に対して、一般的な技術者認定、特にLPI認定の重要性を説いているのです。
しばらくの間、FACEは独自の認定プログラムの作成に取り組みました。インドの他の多くの企業もそうしています。しかし、TherodathはLPIと協働するために彼らのプログラムを放棄し、他の企業にもそうするように勧めています。
FACEは現在、構造改革を進めており、新しいスタッフを迎えています。現在、FACEのウェブサイトは、再編成のため、最低限のものしかありません。今後数ヶ月の間にFACEに戻り、彼らのオープンソースベンチャーについて報告するつもりです。