LPIC-3 は、Linux Professional Institute (LPI) が提供するマルチレベルのプロフェッショナル認定プログラムの集大成となる認定資格です。LPIC-3 は、エンタープライズレベルの Linux プロフェッショナル向けに設計されており、業界内でも最高レベルのプロフェッショナルでディストリビューションに依存しない Linux 認定資格です。LPIC-3 では、4 種類の専門認定資格が用意されています。4 つの試験のいずれかに合格すると、その専門分野の LPIC-3 資格が付与されます。
LPIC-3 Mixed Environments は、混在環境における企業全体の Linux システムの管理をカバーする資格です。
現在のバージョン: 3.0 (試験コード 300-300)
旧バージョン: 1.0(試験コード300-100)英語版:2022年2月23日、日本語版:2022年5月31日まで受験可能です
試験範囲(Objectives): 300-300
受験資格: LPIC-3認定を受けるためには、アクティブなLPIC-2認定を取得している必要があります。
認定条件: 300試験に合格すること。90分の試験は、60の多肢選択問題と穴埋め問題で構成されています。
有効期間: 5年
受験料: 居住国によって価格が異なります。こちらからご確認ください。
VUEテストセンターで利用できる試験の言語: 英語、日本語
OnVUEでオンライン受験可能な試験の言語:英語、日本語
認定を受けた人の77%が6カ月以内に昇給した
-2021年ピアソンVUE IT資格の価値レポート
シスアドの分野で過去3ヶ月間に最も価値を高めた資格は、すべてLinux関連であった: LPIC-2、LPIC-3、Red Hat Certified Systems Administrator。
-Foote Research GroupによるITスキル証明書の給与データ動向、2021年
採用担当者の63%が、オープンソースソフトウェアをベースとしたソリューションをアーキテクトできる人材を求めている。
-2020年オープンソース雇用レポート
LPIC-3混合環境認定を取得するには、LPIC-2認定を取得し、300試験に合格する必要があります。
LPIの試験内容はそれぞれのレベルや分野に合わせてよく考えられています。そしてLPIの試験の目的は、どのようなスキルが証明されるのか、またそのスキルの相対的重要性を示しています。 それゆえ、あなたが将来目指すことを見据えて、試験の内容・目的を参考に、学習計画を立てることが重要です。
LPIC-3混合環境の主要トピック
- Sambaの基本
- SambaとActive Directoryのドメイン
- Samba共有の設定
- Sambaクライアントの設定
- LinuxのID管理とファイル共有
雇用主の92%は、IT関連の資格を保有する個人は、それ以外の人よりも高い初回給与を受け取ると回答
-CompTIA HR perceptions of IT Training and Certificationより
採用マネージャーの44%は、他の部門と比べてオープンソースの人材の給料を増やしていると回答
-open sourceジョブレポート
組織の87%がオープンソースの才能を見つけることが難しいと言います
-open sourceジョブレポート